変化を起こすには努力が要る

みなさんの新年の誓い、順調に進んでいますか?  数日は 調子良く進んだけれど、いつの間にか、以前の習慣に戻ってしまった、という方もおられるかもしれません。

今までの習慣を改善することも、新しいことを始めるにも、これをしたら良くなると理屈ではわかっていても、これまで習慣として根付いていることを変えるには、日々の意識と努力を強いられますものね。

しあわせというのは、感情というよりは、むしろ、一定のしあわせな気分を自然に保つことができるライフスタイルにあるのではないかと考えるようになったというお話を去年の末にしました。

ここでいうライフスタイルというのは、習慣やリズムのことです。そして、それを包む環境づくりのことです。

習慣やリズムには、原則があります。
習慣は、同じことを同じリズムで繰り返しているうちに、それが自分のものとなり、意識の中にも、生活の中にも定着します。それが当たり前のこととなってきます。

良い方向に向かうルールに従って繰り返したら、自然に良い方向に向いていく。
日によって、気分によって、原則に従わなければ、良い方向には向かない。
極めて、明快です。

でも、簡単ではないのですよね。
まず、何を選択すればいいのか。
それが正解かどうか。
やってみなければわからないことがたくさんあります。

でも、明快なものもあります。
例えば、朝の目覚めをさわやかなものにしている人、そうでない人、どういう違いがあるか。

・ ある人は、新しい日を希望とやる気満々の気持で迎え、その日の流れを頭の中に描き、優先事項を決めます。前夜からの準備があることは言うまでもありません。
・ ある人は、いやだな、起きたくないな、面倒だなと考えます。

この二人の1日は、大きく違ってきます。最初に脳裏に来ることがその後のすべてのリズムに影響するからです。

家族に最初に発する挨拶の言葉も、シャワーを浴びるのも、朝ご飯を食べるのも、体にみなぎるエネルギーも心の弾みも、出て来る笑顔も、二人の場合、まったく違うものとなることは容易に想像できます。

この二人の周りに来る人々にも、この二人のエネルギーは影響します。

家族の間で、明るい「おはようございます」というかけ声があるのと、視線も合わせず、ボソボソ「おはよう」というのと、「おはよう」すらないというのでは、その家族全体のエネルギーのレベルは、まったく違うものとなります。

お互いを思いやる会話が常にある家族と、会話がトゲトゲしい家族では、それぞれのしあわせ度は、まったく違います。ましてや、口を開けば喧嘩になるというようなところでは、しあわせは遠ざかるのみです。

喧嘩はしなくても、ほとんど会話がない、あるとすれば肝心なことを避け、表面的なことだけにとどめ、あとは、それぞれスマフォに没頭となれば、心の交流は起こらず、これもまた、とても寂しいものです。

こうした、会話も、習慣とリズム、そして、裏にある意識や気持から来ていることです。自分を囲む環境は、その習慣とリズムを持つ自分と自分を囲む人々からできてきます。

相手をより知りたい、相手のために何かをしたい、と思えば、会話もそれなりの内容と方向になります。でも、自分が損する、自分が馬鹿を見る、そんなことをしたら自分の負けだみたいなことを考え、面倒と、声をかけなければ、そこには、愛も真の和もしあわせも起きてきません。

しあわせを生み出す生活習慣をどう整えるか?

し(志)あ(愛)わ(和)せ(施)の4原則に従ってみませんか?

は、自分がどう生きたいか、どんな人生にしたいか、自分の生きる目的を定めるものです。日常で大事なことは何なのか。自分はどんな価値観を持って社会に面しているのか。向かう先に何を求めているのか。

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あなたは、どんな志を持って毎日を送ってみえますか?
その中に、人をしあわせにする、自分をしあわせにするという志が入っていますか? しあわせな人生を送りたかったら、ぜひ、それを入れましょう。

 

は、すべての人々を包みます。
誰かに恋したら、なんでもしてあげたくなりますでしょう? その愛は、恋が冷めれば、そこで終わり。ここでの愛は、人間愛とでもいいましょうか、社会のいろいろな人々全般に対して優しく接する愛です。

相手の出方次第でなくて、常に人とこう接したいという自分の基本軸を持っていると、相手の言動に振り回されないで済みます。それが可能でない場合には、自分が引き下がり、その渦に巻込まれず、気持を撹拌されることがなく、新しい出来事に引きずられなければ、自分の冷静さを保つことができます。

そして、再び、愛をもって人々に接する気持で満たされてきます。

愛に包まれたら、人は優しくなることができます。世の中の人々がお互いに優しくできたら、社会は、どんなにか良いものになるでしょう。

 

のあるところには、しあわせがあり、愛があります。お家の中に和がありますか?

ここでの和は、大事なことを言わずに、上辺だけの平和を保っているという意味ではまったくありません。その逆です。大事なことを共有し、お互い助け合いうことから生まれてくるチームとしての和です。

家庭に愛と和があれば、大人も子どもたちも、とても不思議な自信に満たされます。何があっても大丈夫という安定した気持で外での挑戦に臨んでいくことができます。不思議なものですね、家族の愛と和というのは。

因みに子どもにとっては、家族の中に不和があっても、お父さんであってもお母さんであっても、1人の大人の絶対的な愛を感じていると、その安定感を得ている例がたくさんあります。

家族全体の和があれば、それ以上にしあわせなことはありませんでしょう。お互い助け合うことができ、チームとして大きくまとまり、家族全員それぞれの夢を叶えるための支援がそこにはあります。

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しあわせの4原則の最後、せ(施)は、人々のために何かすることです。人を甘やかすということではまったくありません。

相手が子どもであれ、大人であれ、自分でできることをしてあげてしまうことは、むしろ害でしかないと私は思っています。子どもが体験し、訓練し、練習する機会を与えず、大人がしてしまう。結局、その子どもはいろいろできないままで大きくなってしまい、自分も周りの人々も困ることになります。

大人に対してもそうです。自分でできることを他の人にしてもらうことは甘えでしかなく、それは、自立心を削ぎ、自尊心やチャレンジ精神を養う機会を奪うことになってしまいます。

いつまでも依存していて欲しいという願いがどこかにあるのかもしれません。依存されることで自分の存在感を確かめることができるからです。でも、それが本当の愛情なのかを考えてみることが大事です。

人のために何かをするという意味は、ある特定の人の場合もあるかもしれませんが、社会全体に向けて、何か自分が役立つことをするということです。身近なところでは、ボランティア活動もそのひとつです。様々な活動があり、社会生活の中にいろいろな形で入ることができます。たくさんの人々との出会いがあり、また、感謝されるためにするのではないのに、結果的には、多くの人々から感謝されることにもなります。

実際に、誰かの役に立てる立場にあるということは、それ自体がすでにとても幸せなことです。時間的にも、能力的にある程度の余裕がなければ、できないことだからです。お互いに良い事尽くめです。

 

同じ原則は、健康にも当てはめられます。

健康でいたいのであれば、日々の生活を心身ともに健康であるように整えることが必要です。

・ 体に良い物を食べる。
現代では、これが難しく、正しい情報を見極めていくことは至難の業です。そして、ダメだとわかった際には、ノーを突きつける勇気や強さも要ります。大好きなものが食べられなくなることだってあるわけです。
お友達にも、なかなか、ダメだとは言えませんでしょ? 害になるとわかっていても。
だから、とても、とても難しいのです。

でも、それが、健康維持か病気になるかの分かれ目であれば、ここでも、努力と、本当の愛情を問われることになります。

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・ 適度なエクササイズをする。

・ ストレス回避/軽減/解消
し・あ・わ・せの4原則に従って、自分の周りに良い人間関係の輪を構築すれば、ストレスはあまり生まれなくなってきます。

どうぞ、すてきな1年をご家族と、お友達と、会社のお仲間と築いていってください。

 

 

投稿者: 原田房枝

An author, life coach, counsellor, and co-founding director of ICET (Inter-Cultural Education Today), a specialised program for Japanese students studying in Australia. Over twenty years she has worked with hundreds of students and parents, establishing a unique education program focused on language learning, as well as cultural understanding and personal development. Her coaching seminars guide families in how to strengthen their relationships and build happiness, especially with teenagers. She has lived in Sydney since 1980.

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