小さな頃からの性質が、大人になっても、年老いてさえも、その特徴はずっとその人の特質として残るという意味です。
これは、アトランダムの印象?
それとも科学的な根拠があるもの?
以前、1度触れたことがありますが、ダニーデンというニュージーランドのきれいな町で1972年から引き続き実施されている研究があります。
その年にある病院で生まれた1037人の人々を現在まで追跡している研究です。
ここに引用したフィルムでインタビューされている人々は、この研究の参加者ではなく、参加者は、身元もそれぞれの体験もすべて秘されていて、一切、明かされることがないそうです。
その徹底ぶりは、真実の姿を得るために、犯罪を犯した人々も、当局へ通報されることは一切なく、
外国に移動した参加者は、毎年、定期でダニーデンへの帰省が提供され、
病院や刑務所にいる人々に対しては、研究者たちが出向き、継続に参加者の漏れがないように徹底されたものだということ。
それは、1972年からのこの調査結果が、世界の様々な機関で利用され、応用され、人間研究に役立ち、この研究が続けられるよう潤沢な資金の寄付があることも役立っているようです。
ということで、このブログでも、その研究結果の一部を使わせていただきましょう。
リンクしたフィルムは、「三つ子の魂百まで」をもろに映し出しています。「幼稚園の時期に、その子のパーソナリティによって、その子の未来は予言できる、だからこそ、暖かな支援と導きが決定的に大事なものになる」と。
誰もがそうしたことを感じ、予感し、わかっていることでしょうが、アトランダムな印象ではなく、こうした長期にわたる科学的な研究の結果となると、突如、それは、ものすごい重みを持ってきます。
同時に、たくさんの知恵を授かることで、私たちの実際の子育てや、それぞれの持って生まれた能力を最大限に伸ばすことに役立てることができます。
明日から、内容を分割していきますが、通して、このフィルムをご覧になりたい方は、下記のリンクからどうぞ。